フラワーガーデンも、今や女性の仲間が増え、治療共同体としてどんどん女性の仲間が繋がってくれることは「嬉しいな」と思います。
ですが、その反面「わ~いっぱい人がいるな・・・」と、一瞬は恐れを感じます。
朝のギャザリング(朝会)、夕のギャザリング(夕会)の時、プログラムルームに
ズラーっと女性が座ると
「うっ・・・」っと、心の奥で「構えている」自分に出会いました。
遠い過去、学校のクラスの女の子たちの集団が苦手でした。
「いじめられた?」
「無視された?」
・・・・はっきりとしたことは思い出せませんが、過去の感覚と似ているのは確か。
けれど、それは「過去」の出来事。
「今、ここ」はどうかな?と、視点を変えれば、「怖い」けど、恐れてるのは
「私自身」。
・・・で、「女性の仲間たち」は、怖くないです。
「負の感情」と言われるものに、いったん「蓋」をしてしまう癖があります。
「怒り」「恐れ」「淋しさ」「悲しさ」・・・
大きく傷ついた過去がある分、もう感じたくなくて「蓋」をしてしまいます。
「感じたら、すごく恰好悪くて、負けたみたいで、弱くていやだ・・・
・・・恥ずかしい」
と、思っていました。
だって、感じなければ、相手のせいに出来るし、責任も取る必要ないし・・・
入寮したばかりの時、フラワーガーデンに先に繋がっている仲間の笑っている姿や
輪に入れない「淋しさ」を感じ、誰かが話してる姿に「私のことかな?」と「不安」になり、聞けず、イライラして不機嫌になって・・・
そんな自分を「悲しいな」と思いました・
「私って、人が怖いんだな・・・」と、人間関係に「恐れ」を持ってる事を認めるには
同じ経験をしてきた、先に繋がっている女性の仲間の「愛情」でした。
「今、自分はどうなのか?」と、いう話を聞いてもらい、返ってきた言葉は
「私も、来たばかりの時は、同じだったよ。」
・・・「嘘だぁ!」と思ったし、「私にはここでそんなに笑うのは無理」と思いました。
「今は、ここに居てくれるだけでいいんだよ。」と、笑顔で声をかけてくれました。
「居るだけでいいの?」と思いながらも、仲間の中に居て、少しずつ話をし、
「今の感情わかる?何を感じてる?」と、質問される頃には、フラワーガーデンに居ることが、少し楽になっていました。
「あの言い方が頭にくる!」「なんであんな顔しているんだろう?私、何かした!?」
と、「怒り」を口に出し始めたら
「それって、その人の言い方に淋しさを感じたのかな?」
と、自分に向き合う機会が与えられました。
「頭にきた出来事はなんだろう?」「その出来事の中で、自分はどの部分に反応したんだろう?」
・・・一緒に、解決策をみつけてくれる仲間に「淋しかったんだね」と言われ
「ああ、この怒りは、私自身の問題なんだ・・・」
と、わかったとき、感情を感じないように無理して頑張って生きてきた自分を「ギュー」っと抱きしめたくなりました。
仲間と一緒に、自分を点検して、やっと「自分を大切にする瞬間」を感じました。
仲間が大きく「ハグ」してくれたとき、「先ゆく仲間の愛情」を感じました。
今、沢山の女性の仲間の中で、以前、伝えてもらった「今は、いるだけでいいよ」
を伝えて、「今、どんな気分?」と聞いてみて、「話してくれて、ありがとう。」とハグをして、愛情をもらった分だけ返していく。
それをした仲間が、次の仲間にも同じように、自分なりに返している。
囚われや、問題が起きても「回復の過程の一部」として捉えれるようになったら
人との繋がりが、生きていくうえで大切になりました。
「恐い日」があっていいし
「大丈夫な日」があっていいし
「落ち込んでる日」があっていいし
「楽しい日」なんてたくさんあります。
その時、その瞬間、その日の感情を感じ
「今、生きてるなー!!!」と、思えるようになるからこそ
「今、ここに居る」意味があるなと思います。
フラワーガーデン
ハル
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【2016年11月6日(日) フラワーガーデン設立2周年記念フォーラムin札幌】
~私らしさを見つけ、私が輝く~あなたらしい、あなただけの花をさかせて。~
http://www.f-garden-ag.org/second_anniversary_hokkaido/
<前半では>株式会社 ワタラクシア 代表取締役 なでしこスクール~女性のための起業塾~運営
伊藤順子さん講演会
今回、北海道で初めて、フラワーガーデンのフォーラムを開催するにあたって、地元で活躍されている行政書士の伊藤順子さんにご縁をいただきました。
伊藤さんは一時、心のバランスを崩して苦しい時期を過ごしながらも、自分らしい生き方を見つけられ、今は輝く女性を生み出す活動にまい進されている方。
「自分らしさ」を見つけ、大切にすることは、依存症からの回復に通じます。自分らしさを見つけ、輝くヒントをキャッチしてください。